タグ:藪の中

22:01:37
藪の中:箱
藪の中:箱
プレイ人数:
2~4人
プレイ時間:
15~30分位
ゲーム概要:
3人の容疑者の中から犯人を推理します。誤った推理を重ねたプレイヤーが負けとなる、一風変わった推理ブラフゲーム(?)です。

藪の中:コンポーネント
藪の中:コンポーネント

人型のタイルなどのコンポーネントデザインがツボで、ルールもろくに確認せず勢いで購入したのですが、遊んでみるとその面白さもツボでした。



3人の容疑者から犯人を推理!一番大きな数字が犯人です!

藪の中のタイル
藪の中のタイル

使用するタイルは"2"~"8"の数字の描かれたタイル7枚と真っ白なタイル1枚の計8枚。
(2人プレイでは"2"と"8"を、3人プレイでは"8"を使用しません。)


各プレイヤーは5枚の"この人が犯人ですチップ"を受け取りゲームスタート!

場に置かれた横向きのタイルが殺人の被害者。その横の3枚が容疑者です。

それ以外のタイルはアリバイのある犯人ではないタイルとしてプレイヤーに1枚ずつ配ります。

配られたタイルを確認
配られたタイルを確認

プレイヤーは配られたタイルの内容を確認したら、反時計回りに、右のプレイヤーに回します。左のプレイヤーから受け取ったタイルの内容を確認してこの時点で2人のアリバイのあるタイルを確認。


以降は手番として、

  1. 第1発見者は任意の2枚、以降のプレイヤーは前のプレイヤーの"この人が犯人ですチップ"が置かれていない容疑者タイル2枚の内容を確認する。
  2. 犯人と推理した容疑者タイルの下に"この人が犯人ですチップ"を置く。(前のプレイヤーのチップが置いてあったらその上に重ねる)

を第1発見者マーカーを持つプレイヤーから時計回りに順番に行います。


犯人を確認
犯人を確認

全員の手番が終わったら、容疑者タイルを公開して犯人を確認。

この瞬間がドキドキですw


基本的には場の3枚の容疑者タイルの中で一番大きな数字のタイルが犯人となるので、プレイし始めてすぐは、配られた2枚(2人プレイの場合は1枚)と手番で確認した容疑者2枚の情報から確率で犯人を予測するだけ?なんて思いましたが、少し続けるとそう単純ではないことが分かってきます。


容疑者に"5"が入ってくると状況が一変

推理を複雑にするひとつの要因は唯一数字の色が赤い"5"のタイルの存在。

犯人を確認!
犯人を確認!

この"5"のタイルが容疑者の中に入っている場合、犯人となる条件が"一番大きな数字"から"一番小さな数字"に逆転!
(この写真の場合"5"のタイルが犯人)


最初に配られたタイルや容疑者から選んだ2枚の中で"5"を確認することができれば、多少は推理も容易になりますが、"5"がどのタイルかわからないようなときは、かなり悩ましく難しい推理となります。


前のプレイヤーのブラフ推理に要注意!

犯人を確認した後、推理が当たったプレイヤーのチップはそれぞれ手元に戻しますが、外れた場合は一番最後にチップを置いたプレイヤーが、重なっているチップを裏向きにして全て引き取ります。

プレイし始め、序盤こそ淡々と進行するかもしれませんが、場が小慣れてくるとわざと犯人ではない容疑者の所にチップを置いて、後のプレイヤーを落とし入れるような推理も出てきます。


裏向きになったチップは以降の推理に使用することはできず、チップが全て裏向きになると負け。

手持ちのチップが8枚以上になっても負け~
手持ちのチップが8枚以上になっても負け~

さらに、手持ちの全てのチップが8枚以上になっても負けとなりますので、前のプレイヤーの誤った推理に便乗して一気に4枚のチップを引きとって逆転負け!ということもありえますので最後まで気が抜けません。


第一発見者タイルを左のプレイヤーに移動し、いずれかのプレイヤーが負けとなるまで以上を繰り返します。

プレイを重ねるに連れて、

前の人の推理を信じるか信じないか?
この推理をしたプレイヤーはこのタイルを見て推理したのだから…

など、さまざまな情報が交錯して推理は大混乱です。


2人より3人、3人より4人プレイが楽しい!

職場の同僚と4人プレイ!
職場の同僚と4人プレイ!

2人プレイは最初の手札の交換もありませんし、推理の参考となるプレイヤーも相手一人なので少々単調になりがち。やはり、推理する情報が増える3~4人のプレイが面白いです。

職場の同僚との4人プレイはとても盛り上がって好評でした!



しなちくの評価:★★★★★
簡単なルールで濃密な推理、心理戦を楽しめる好ゲームです。
他のプレイヤーが何をどう考えてその容疑者を犯人と推理したのか? 他のプレイヤーを落とし入れるにはどうすれば良いか? など、プレイ中は皆真剣に考えこんで無言にw どちらかというと大人向けのゲームでしょうか。
タイルやチップ、箱に取扱説明書まで、統一されたデザインがお気に入りです。
個人的には★5つ!好き嫌いのあるゲームかもしれませんがオススメです。
相方の評価:-----
20:14:51

久しぶりの開催となりました、第20回盛岡ボードゲームクラブのゲーム会に出かけてきました。
場所はいつものアイーナ6階の団体活動室。寝坊してしまったのでお昼頃からの参加です。


会場に到着すると既に10名ほどの方がテーブルを囲んでプレイ中。


アロザ殺人事件

アロザ殺人事件
アロザ殺人事件

私はまずは持ち込みした「アロザ殺人事件」を4人でプレイ。
アロザホテルの上から入れられた他のプレイヤーの証拠の場所を当てて犯人を探す音ゲー(?)のこのゲーム。初戦・2戦目とも私の負けでしたが、やはり人数が多いと証拠の数が増えて盛り上がりますね。楽しかったです。



禁断の島

禁断の島
禁断の島

続いて、もう一つ持ち込んだ「禁断の島」を4人でプレイ。どんどん水没していく禁断の島に散らばった4つの宝をプレイヤーが協力しながら集め、脱出すれば勝利となる協力ゲームです。
一番簡単な水位でスタートし、序盤こそ順調だったのもの、どんどん足場の少なくなる辛い展開の中、なんとか3つの宝を集めましたが、水位ボード一番上のドクロマークまで水位が上がって万事休す。もうちょっとだったんですけどね~。
これはぜひ次回リベンジしたいと思いました。



CASH(キャッシュ)

キャッシュ
キャッシュ

4色の鍵のカードを手札に加えながら、場に並ぶ金庫カードを獲得しポイントを競うカードゲーム。それぞれの金庫はそこに描かれた4種類の鍵の色の組み合わせを出さないと獲得できません。取ろうと思っていた金庫を先に取ったり取られたり、一気に複数の金庫を獲得するとボーナスもあって、シンプルなルールながらとても面白かったです。負けましたけどねw



藪の中

藪の中
藪の中

3人の容疑者の中から殺人犯人を見つける推理&ブラフゲーム(?)の「藪の中」も3人でプレイ。なかなか良い勝負でゲームは展開し、最後は@kubotayaさんが予想を外して勝負あり。
次回はぜひ4人でプレイしたいです!



ラミィキューブ

ラミィキューブ
ラミィキューブ

小さな女の子3人に混じっての4人戦。ここは大人として負けられないところでしたが、 皆頭の回転早すぎ。あと2枚といいところまでいったんですけどねw
今まで2人でしかプレイしたことがありませんでしたが、多人数だと場のタイルが増えてさまざまな組み合わせが考えられて悩ましくも楽しいですね。またプレイしたいと思いました!



ここからは別卓でのプレイ風景です。


ベッポ

ベッポ
ベッポ

ころころと転がされたパチンコの玉のような鉄球が強力な磁石に引かれて、羊のベッポのコマを弾き飛ばし、その止まった場所の絵柄でコマを進めるすごろくゲーム。
さすが、2007年の年間子供ゲーム大賞作品ですね。インパクトのあるアクションで皆の視線を集めておりました。



ディクシット

ディクシット
ディクシット

ディクシットも盛り上がってましたね。またプレイしたいな。



ダイヤモンド

ダイヤモンド
ダイヤモンド

こちらのゲーム会では稼働率の高いダイヤモンド。大人も子供も混じって楽しめるのが良いですよね。



カルカソンヌ

カルカソンヌ
カルカソンヌ

私の大好きなカルカソンヌもプレイされていました。最後はどんなマップになったんでしょうね?私もプレイしたかった!



最後は10数名、全員でのククで終了!プレイ風景が地味なので写真は無しですw


今回の参加者は30名弱といつもより少なめだったようですが、途中で帰られる方が少なかったためか、常にいくつかのテーブルでさまざまなゲームがプレイされ、とても賑やかでしたね。

写真で紹介したゲーム以外にもたくさんのゲームがプレイされていました。

いつもこんな感じで盛り上がると良いですね!


今回もとても楽しませていただきました。
次回は2月中にまた開催されるようですので、ぜひまた参加したいと思います。

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