所有ゲーム紹介-33:洛陽の門にて

23:19:40
洛陽の門にて:箱

洛陽の門にて:コンポーネント
カラフルな野菜で賑やかなプレイ風景
プレイ人数:
1~4人
プレイ時間:
1~2時間位
ゲーム概要:
さまざまな種類の野菜を畑に植え収穫しながら、顧客に配達し収入を得ます。その利益を使って繁栄の道を進み、ゲーム終了時により遠くまで繁栄の道を進んだプレイヤーが勝利となります。

ローゼンベルクの手がけた、アグリコラル・アーブルに続く、収穫3部作の最終作です。

作られたのがアグリコラよりも前ということもあって、前2作と比べるとだいぶプレイ感は異なりますが、所々に“収穫”の要素が散りばめられています。


繁栄の道の先を目指してゲームは始まります

繁栄の道を進む

各プレイヤーはT字の形をしたゲームボードと最初の所持金10文を受け取ります。 ボード上部の「商店」に並ぶ野菜の中から1種類を購入し、自宅の畑に植えたらゲームスタートです。



まずは収穫!

畑と倉庫/荷車

まずは毎ラウンドの最初に畑に植えた野菜をそれぞれ一つずつ収穫、右の荷車に移動します。



アクションカードをプレイ!

次に各プレイヤーは4枚ずつのアクションカードを受け取り、スタートプレイヤーは手札から1枚を場に表向きに置きます。

次のプレイヤーから順番に自分の手札から1枚と場札から1枚を選択し自分のボード上にプレイするのですが、場に良いカードが無い場合は、手札から1枚を場に出して次のプレイヤーへパスすることもできます。


アクションカードの種類は大きく分けて4種類。それぞれゲームボードの決められた場所に並べて配置します。

市場

「市場」は並んでいる野菜と手持ちの野菜を交換できます。


助手

「助手」はプレイヤーを助けるさまざまなアクションを実行することができます。


顧客

「顧客」は2種類の野菜を「配達」することでその代金を受け取ることができます。「配達」は4回行う必要があり、配達できなければ不機嫌(満足マーカーが青から赤)に、さらに配達できないと罰金を払わなければなりません。


通行客

「通行客」は3種類の野菜を「配達」することで代金を受け取ることができます。配達できなくても罰金などはありませんが、一度配達したら捨札となります。


カードフェイズで考え込む相方

計画的に配達できる「顧客」を取るか一度きりの「通行客」を取るか、はたまた「助手」「市場」にするか、プレイカードの選択はとても悩ましい!



アクションを実行!お金を払って繁栄の道を進めます!

カードをプレイしたら「畑に種をまく」「野菜を買う」「野菜を売る」「市場の野菜を交換する」「助手を使う」「配達する」などのアクションを好きな順番で好きな回数実行します。

「顧客に先に配達しようか? いや、不機嫌になるけど市場の野菜と交換して、通行客を先にしよう。と、その前に助手を使って…」

など、アクションの実行順序・組み合わせによってさまざまなゲーム展開が考えられますので、ここでまた頭を悩ますことになります。


カラフルな野菜で賑やかなプレイ風景

最後にそのラウンドまでに得たお金を使って「繁栄の道」の上のコマを進めます。

最初の1歩は1文で進めますが、2歩目以降はその目の数だけ支払う必要があるので、進めば進むほど支払うお金が増えてきつくなります。繁栄の道は険しいです!



ここまでが1ラウンド、これを9ラウンド繰り返しより繁栄の道を進んだプレイヤーが勝利!となります。


相方と初プレイ!面白いよ!

その結果がこちら。

ゲーム終了時の私のボード(16点)

私は16点!


ゲーム終了時の相方のボード(17点)

一方相方は、17点!! ま、負けた~…

序盤私が手を抜いた(いいわけ)のもありますが、計画的に拡大再生産を行うこの手のゲームは相方得意みたいです。


初プレイということもあって、プレイ時間は2時間もかかってしまいましたが、慣れてくれば1時間~1時間半ほどに短縮できそうです。

プレイカードや実行するアクションの選択はとても悩ましいのですが、基本的に効率良く顧客/通行客に配達しお金を増やすことだけを考えれば良いので、ゲームの進行はだいぶ楽でした。

洛陽の門にてのプレイ風景

序盤は畑の数も少ないため地味な進行ですが、徐々にカラフルな野菜コマでゲームボードは賑やかになってきます。大量に収穫した野菜たちを上手に複数の顧客に配達、たくさんの代金を受け取れたりすると気持ちいい!



私の評価:★★★★★
何かとアグリコラ、ル・アーブルと比較されがちな「洛陽の門にて」、どうも巷の評価は今ひとつのようですが、カードフェイズや助手カードのアクションで他のプレイヤーとの絡みもそこそこありますし、2時間弱で終了する(アグリコラなどと比較すると)軽いプレイ感は相方とのプレイが多い私には好印象でした。
アグリコラはソリティアでもプレイするのに気合が要りますが、「洛陽の門にて」は気軽にプレイ出来ますよ。
相方の評価:★★★★☆
野菜コマの移動がめんどうだけど、面白かった!

相方にも概ね好評な「洛陽の門にて」は、アグリコラ、ル・アーブルとは違うゲームとして十分面白かったです!


あ、そうそう、「洛陽の門にて」のカードサイズはユーロサイズではなくそれより1~2まわり小さいテレフォンカードサイズです。

手持ちがなかったので通販で注文しようかとも思いましたが、文房具屋さんで入手可能な「名刺ポケット」で代用しました。

スリーブには名刺ポケットを使用

少々大きく縦が5mmほど余ってしまうので、余分な部分を全てカットして使用しています。120枚分カットするの大変…



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コメント

Re: 所有ゲーム紹介-33:洛陽の門にて
沢山の色鮮やかな野菜コマは扱ってるだけで楽しいし、
アクションフェイズの自由度と縛りのバランスも絶妙で
上手く儲けたときの爽快感はホントたまりませんよね!

準備を含めたプレー時間もそれほどかからないので
わが家でも遊びやすいと好評です♪
タカ[2010/06/01 09:13:22]
Re: Re: 所有ゲーム紹介-33:洛陽の門にて
> タカさん
ゲーム中はまるでママゴトしているみたいですよね!?
大量の野菜コマもあらかじめ容器にいれておけばかさばりませんし、
それ以外のコンポーネントもシンプルですからセットアップ・後片付けも楽!
プレイ中の相方も楽しそうで私も嬉しいです♪
しなちく[2010/06/01 21:38:35]

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